はじめまして。多問題サバイバー、銀呑天馬です。
オギャ―と生まれついた家庭が、「家族の病気」と「貧困」そして「カルト」という課題を抱えた多問題家族でした。
起業に失敗して転職を繰り返す父
慢性的な病に苦しみカルトに入れ込む母
食べるものにも事欠く貧乏生活。
小学生になる前から家事と介護を担うヤングケアラー。
字を覚える前から「カルトの教え」を叩き込まれ・・・
幼い頃は、そんな環境に違和感を感じることはなかったけれど。
小学校高学年にもなると、そろそろ周りが見えてくる。
友達のように勉強、部活、自分のやりたいことをやれない毎日。
逆らえば容赦ない「むち打ち」。
もっと自由な生活がしたい!信じてない神様のために自分の人生を犠牲にしたくない!
そう決意して、高校2年生で家出しました。
やっとこさ、カルト2世とヤングケアラーを卒業。
貧困は・・・どうかしら。
時は流れ・・・
あれからウン十年、なんだかんだで長年福祉のお仕事をさせて頂いております。
その経験から「みんな結構大変なんだ」と油断してました。
私だけが大変だったわけじゃないのかも・・・と辛かった時代を忘れてました。
あれから30年以上経過し、時は令和。
元首相を暗殺した犯人がカルト2世だったという報道で、いろんなことを思い出しました。
多問題家族の問題はけっこう根深いな、と。
昭和には昭和の、平成には平成の、令和には令和の。
まだまだ、多問題家族の中で苦しんでいる人がいる。
自分の経験が役に立つかはわからないけど、自分に起こった出来事を整理しながらつづってみようと思います。
よかったら、お付き合いください。