ナチュラルボーン多問題!
3歳から貧困・カルト2世・ヤングケアラー、多問題サバイバーの天馬です。
まるっとカルトにはまった天馬家。
保育園を辞めさせられた天馬のその後はいかに・・・?
◆聖書とベルばらと私
3歳でカルト2世になった天馬。
記憶にある風景の一つは、ひらがな練習ノートと聖書。
ある意味英才教育。
ひらがなが読み書きできるようになると、自分用の聖書を与えらました。
5歳になる頃には、簡単な漢字も読めるようになっていて旧約聖書も新約聖書も読破し、簡単な出版物の質疑応答ならスラスラ答えられる程になりました。
だって暇なんですもの。
外に遊びに行っても、同じ年頃の子供は保育園だの幼稚園に行ってるから姿を見かけない。
そもそも「この世」の子達と交わらないために保育園を辞めているので、他の子が遊ぶ時間帯は外に遊びに行けない。
それまで一緒に遊んでいた団地の友達が、午後になって誘いに来ても母上が首を縦にふりません。 段々と遊びの誘いもなくなりました。
例外は、同じ信者の子供たち。
でもさ、その子達は幼稚園にも保育園にも行ってるんだぜえ。 なんちゅう理不尽・・・ なんちゅうダブスタ。
何はともあれ、読み書きができるようになってからは読書三昧。
母上からは活字中毒みたいなこと言われてましたけど、他にすることないねん。
他は、それこそ家事のお手伝いか母上の介助ぐらいか。
とにかく、外で遊べない未就学児は、眼に入るものは全て読んでました。
そんな天馬5歳。その頃の愛読書といえば・・・
な・な・なんと!
それは「ベルサイユのばら(池田理代子先生作)」でした。 ※先日、50周年記念だか何だかで映画化されてましたな。
のちに「漫画禁止令」が出る天馬家ですが、この頃はまだ緩やかだったようです。
「ベルばら」がOKな理由?
なーんでか?なーんでか? それはね~「歴史が学べる」から! ジャン!!! (by堺すすむ。知ってる?)
フランス革命万歳~! 本がなければ、漫画を読めばいいじゃない!
ちなみに「オルフェスの窓(同じく池田理代子先生作)」もOK。 なぜなら、これはロシア革命が下敷きな話なのですよ(笑) ロシア革命万歳~!!!
一応、エホ証的「歴史OKな理由」もちゃんとあるんやで。
エホ証の教えでは「古代エジプト&バビロンから英米帝国まで」が歴代世界の覇者。 ハルマゲドンの後は「神の王国」が世界を支配する。(よっ!待ってました!) で、第一次世界大戦を見た人たちが全て死ぬまでにハルマゲドンが来る予定。 生きて地上の楽園(神の国、な)お呼ばれする日は近いと思われる。 だから、歴史は大事!なんだってさ~。 まじ、わけわかめ。 ※一応キリスト教だからさ。インダスと中国はスルー(笑)
ま、それは置いといて。
次姉の月刊誌「りぼん」も毎月買ってやがったなあ。 後々「ちびまる子」が連載を開始した辺りまで。(年がバレるな)
「ちびまる子ちゃん」や「サザエさん」はOK
だけど「クレヨンしんちゃん」はダメ。 お尻星人のせいか・・・(笑)
※中学生の時に「スケバン刑事」を隠れて読んでて、うっかり見つかったときはもー大変! もちろん、お説教&ムチ打ち・・・ 理由はエロいシーンがあったから。 頼むよ、和田先生・・・ちがうか!
何はともあれ、5歳の天馬は♪聖書とベルばらと私♫な毎日でした。
いいんだが・・・
→保育園編③へ続く