我かく闘えり・・・小学生編①

ナチュラルボーン多問題!

3歳から貧困・カルト2世・ヤングケアラー、多問題サバイバーの天馬です。

「ベルばらと聖書と私」な未就学児。                        

小学校編デス。

◆図書館と寄り道と・・・

「聖書の勉強に学歴はいらん!」なエホ証ワールド。

でも「カエサルのものはカエサルに」がモットーなわけで。

保育園は辞めさせられたけど、義務教育である小学校には入学させないといけない訳で。

日本国憲法と義務教育、バンザーイ!                              おかげさまで、小学校には無事入学することができました。

さて、入学してハタと困ったこと。

最初の集団登校が終わったあと、一緒に通ってくれる子がいない・・・。

天馬が入学した頃は、まだ次姉が上級生として在籍してました。                                  でも、やつは皆の人気者。                                                 そんな彼女に、妹と一緒に通う気はさらさらなく。

同じ団地の子供達には素性が知れ渡っており。

だけど、世間てのは温かいね。

同じクラスの子がかわいそうに思ったのか声を掛けてくれるようになりました。

でも、学校帰りに「この後遊べる?」と聞かれるのが辛くて・・・

一度家に戻ると、外に出る口実がないもんで。

だから寄り道なら大歓迎だけど、小学1年生にはハードル高いよね。

結局、孤独な帰り道の方が気が楽だとなりまして。

「図書室に寄るの」と言っては友達を撒いて、一度迂回してから帰ってました。

でも今思えば、次姉はけっこう近所の幼馴染と遊んでたかも。                                 奴は母上のお気に入りだったからなあ。                                          ずるいなー、ダブルスタンダード・・・

というわけで、小学校に入って少し世界が広がったかな?と思いきや。

やっぱり、カルトの勉強とヤングケアラー道まっしぐら。                    学校から戻ると、自由な外出は不可能。                                                           母上のコントロール下に。

                                                   「家のこと手伝いなさい!」(ヤングケアラー辛いね)                                                                                                                                       「聖書の勉強しなさい!」(やっぱりそうくるか)                                                 「学校の勉強はしなくていい!」(いや、宿題あるし)                                                 「あたしの子だから勉強はできるはず。」(どんな根拠で?)

まあ兎にも角にも、ちょっと暇があったら「聖書の勉強を!」

未就学児が小学1年生になったところで何ができましょう?

ただ、母と離れる時間が増えたことは嬉しかったな。                                     ヤングケアラー「慰めの子バルナバ天馬」は、母の延々と続く愚痴を聞くのが辛い。                     ※後々、相談系の仕事に就くうえで忍耐力が着いたのは不幸中の幸いか・・・(笑)

そんな天馬の担任の先生と言えば・・・

1年生の担任は、とても温かくて優しいけど凛とした女性の先生で。                              残念ながら育休の代用教員だったので、2年生からはキーキーした先生になり。                              で、3・4年生は演劇青年崩れの男の先生。

ここまでは、特に大きな問題もなかったかと。

ただ、平日に「エホ証の大会等で休ませる」ので、やんわり指摘されることもあったようですが・・・。

そんなことにめげる母上ではありまへん。                                           「証言(※布教活動)の機会を得たわ!」と嬉々としていて。

天馬的には「明日、学校で先生に何か言われたらヤダな・・・」と。

幸いなことに、1~4年生までの先生方は、「あそこの親オカシイ・・・」と感じていたんだろうけど、天馬に直接問われることはありませんでした。

母上と1日中二人きりという生活から、開放的な生活へ。                                    ノビノビできていたのでしょう。                                               今振り返っても、あまり辛い思い出はありません。

姉たちは「クジラ肉」がないか献立表とにらめっこ。                                    クジラ肉は「血抜きしてないからNG」だそうな。                                    しかーし、昭和後期は「捕鯨反対!」でメニューから消えてくれたし。                             「騎馬戦や柔剣道」「学級員や生徒会」等とも無縁の低学年。

天馬にとって学生時代で唯一安穏とできた日々だったのかもしれません。

そんなわけで、学校では少しやんちゃでズボラ。

エホ証ワールドでは、相変わらず「神権家族の末っ子」                                                                                                 

しか〜し!                                                                                      天馬を木っ端みじんにする嵐は、刻々と近づいていたのでした。

→小学生編②へ続く

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